昨今、小学生の暴走自転車が老人をはねて寝たきり状態にさせたことで賠償金が5000万円を超える高額になる事例を散見する。
で、小学生レベルに判断能力が落ちてしまった70歳以上の老人が同じような老人をはねたらどうなるだろう。
まず、責任能力は同じように問われるが賠償できるのか? 細々ともらう年金で賠償? それなりに財産があればそれらを売り払って賠償? どちらにせよ、自分の親がシニアと呼ばれる年代で自転車を未だに使っているとしたら、それなりに対応が必要。
で、自転車保険を調べてみたんだがほとんどの自転車保険に年齢制限がある。例えば、auやDocomoの自転車保険。
auでは74歳以下じゃないとは入れない。
Docomoでは70歳以下ww
あいおいニッセイ同和損害保険が引き受けをやっているちゃりぽも70歳以下。
うちの母親は完璧に年齢を超えているorz しかし、腰は悪いが膝は問題ない母親の買い物の足がなくなってしまう。探しましたよ、ググリましたよ。で、見つかったのは自転車に特化した保険ではないがいわゆる個人賠償責任が1億円まで補償されるシニア向けの損保。
損保ジャパン日本興和の「The傷害保険 まも~るプラン」
パンフレットを見ればわかるが ケガをカバーする傷害補償と暮らしの補償をする個人賠償責任補償を組み合わせることができる。
俺の母親の場合、本人が死んだ場合はあきらめるって事でww死亡保険はなし。たいした物を持ち歩かないので携行品補償もなし。そうすると、年額14,420円(2016年2月現在)で個人賠償責任が1億円までカバーされて示談交渉もお願いできる(ただし、被害者側が承諾した場合だが)。
しかも、89歳まで保険を継続できる。
うちの母親の場合は、この保険を地元の代理店が扱っていて、底が取り扱う疾病保険にも入っていたので、補償が重なる部分(疾病保険の入院保険金とまも~るプランのの入院保険)に問題ないか確認した上で契約した。
まあ、相手がごねた場合は友人の弁護士でも立てないといけないが、そうでなければ、判例の賠償金額はカバーできる状態なので、母が事故を起こした場合の備えになる。
アクティブな(?)老親を持つ方にはお勧めです!