先月、かーちゃんのマンションのユニットバスならびにトイレの交換リフォームに立ち会った。
その際に気がついたことをいくつか・・・
元々は俺のマンションのリフォームを聞いて急に自分も風呂場を変えたいと言い出したかーちゃんなんだが、確かに築25年超のマンションで交換時期に来ているのは事実だが、変えたい理由はそれだけじゃなかった。
浴槽の高さが彼女にとっては高く、またぐ時に転びそうで風呂を敬遠してシャワーばかりを使っていると言うことが判明した。
それで、俺が手配したTOTOのWFシリーズでほぼ同じような仕様でやることになった。
工事の合間に必ず確認を求められるから俺の立会いは絶対に必要と考えて1週間の休みを捻出して実家に行った訳だ。
内容的にはほぼ変わりないので画像はないけど^^; これは注意が必要だなと言う点をいくつか・・・
1.シャワーヘッドの位置
俺のマンションのリフォームの際には、職人さんがシャワーヘッド用のフックの位置をどのあたりにするかちゃんと聞いてから穴を開けていた。なので、今回も同じように聞いてくるかと思っていたら、なんと、仕様書が標準の175cmだから、その位置に空けてしまっていた。かーちゃんの身長が153cm程度なので15cmは下げないといけない。どうしようと監督さんと話したんだが、175cmの穴はコーキングで埋めて注意書きのシールをその上に張って(ユニットバスには温度設定やら掃除やらについての注意書きのシールが数箇所張られるようになっているのはわかっていたので)目隠しにすることにした。後から監督さんからフックを3箇所にしてしまいましょうかと言う提案もあったけどフックとシャワーヘッドが干渉するということもあり、その案は止めた。
2.物干しポールの位置
これも上記と同様。仕様書の標準位置で空いてしまっていた。まあ、こちらはハンガーの首の部分が引っかけられれば干せると言うかーちゃんの言葉でそのままに。ただ、後からポール用のフックは増設できると言うことで、それはアフターサービスねってことでなんとか・・・
この標準仕様書ってのが曲者なんだね。俺のときは営業が現場で施主に確認としていたのか、職人が優秀で確認してくれたかわからないが(たぶん、職人が優秀なんだと思う。工事の時の対応を見てそう判断^^;)今後、ユニットバスの工事をする人はその点は確認が必要ですな。まあ、家族の身長が170cm-175cmから160cm程度で揃っていればww問題ないけどね。
3.大工を入れなきゃ駄目よ
ユニットバスのサイズ自体は1315とか規格で変わらないけど入り口は確実に昔のものよりもでかくなっている。だから、入り口部分の化粧が必要なんだが、間違ってもTOTOのオプション品の化粧材を使っちゃ駄目。ユニットバスと壁面との距離とか枠回りのサイズとか工事してみないとわからないのだが、オプション品だとサイズが決まっているから融通が利かない。
ここは大工仕事です。大工が入るとちゃんと元からそういう入り口だったのねって感じに仕上げてくれます。
日本の大工さんは優秀です!
で、元々の入り口は10cm程度の高さがあってまたがなきゃならないんだが、それがどのくらいの高さにまで下がるかは工事してみなきゃわからない。結果的には3cm程度まで下がったが、それが微妙な高さ。かーちゃんが親指あたりをぶつけそうww
てなわけで、そこに樹脂製のボードを斜めに切って幅10cm程度のスロープをつけることになった。
4.トイレの手すり
トイレの便器一式の入れ替えだったのだが、業者の提案で手すりを設置することになった。実はこれはユニットバスも交換するから可能になったこと。と言うのも、手すりを壁に設置する際に隣接するユニットバスとの間に補強材が入っているからだ。元々はタオル掛けがあったのだが、かーちゃんはトイレの向かい側にある洗面台で手を洗うってことでタンクも手洗いなしタイプにしてあるので、タオル掛けが不要。そこに手すりを設置するが体重が掛かるから補強材が壁の裏面に必要だけど、そこにはユニットバスを取っ払わないとアクセスできないww
老人がいるお宅で、トイレに手すりを設置する場合は補強材を付けられるかどうか確認が必要です。
ちなみに、ユニットバスの物干しポールのフックは補強材なしで設置できる。と言うのも過重制限が10kgまで。あえて制限している。その理由は首吊り自殺の予防のためだそうな^^;
たしかに洋式のマンションだと鴨居はないからロープをかける場所に迷うわけですな。
で、浴室に目を向けると・・・
いやはや、なんとも・・・
色々なことを新たに知ったリフォーム立会いでした。