博覧強記は挫折してもいいんだよ

一陽来復の貼り方:高校の数学を少しだけ使って

一陽来復の季節になりましたな。友人のFBを読んで、意外と空いているということなので、先日、お札を頂いてきました。で、今年も昨年に続き方位磁石を使わないで貼る場所と向きを決めようと。使うのはiPhoneのコンパス、電卓、紙と鉛筆。今年は和室には方位の関係で貼れないだろうと思ったのでリビングに貼ることに。で、拙宅のリビングは概ね以下の通り。

昨年、拙宅は北から40度ずれているって書いていたけど、あれ、間違いww 実際は北から西に53度でしたww ま、どうせ貼る時のずれがあるから完璧はないので気にしない^^; さて、ここで、部屋の中心を取ると部屋の縦横の長さがそれぞれ半分の249㎝と166㎝になります。また、来年の恵方が巳午になりますので、南から15度東に振った方位、つまり、北から165度がお札が向く方向。と言うことは、お札の位置は部屋の中心を通った対角線上になりますので、北から西に15度振った位置になります。

つまり、360度-15度=345度になります。ということは、拙宅は玄関正面(リビングからも正面ですよ、もちろん)が307度なので、345度-307度=38度が求める角度。ここで、三角関数が出てきます。と言うのも、38度正面から振った先は壁に当たるので、どこに当たるのか計算しなきゃわからない。まあ、1/20位の縮尺で図を書けばわかるかもしれないけど、それも面倒なので計算です。Googleの検索画面で、Tan 38 degrees ってググるとちゃんと計算結果を返してくれます。Tan38°=0.78(小数点3桁以下は切り捨て)なので、249㎝ x 0.78 = 194cm つまり、リビングの壁の向こう側に線を引いて、そこから、壁の向こう側28㎝とわかります。三角形の相似形からTan38°は0.78とわかっていますので、リビング側の壁(縦)の長さをXとすると、28㎝ / X =0.78なので36㎝(厳密には35.8㎝だけど2㎜の差を厳密に求めて位置決めは意味がありません。お札の幅が2㎝はありますから)そこが、一陽来復のお札を貼る位置になりました。

で、貼る位置はわかりましたが、そこから38度の角度に振らないといけない。そこで、厚手の紙(今回は2Lサイズのフォトペーパー)を切ってガイドを作りました。あ、分度器もラインを取るのに必要だな。追加です。

これを貼る位置に当てながら斜めのラインと「一陽来復」の文字の真ん中が合うように貼るわけです。夜中の零時は一分間続くのだから焦らずにやれば大丈夫です。

 

 

 

 

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